OSHO ヴィパサナ 瞑想
「ヴィパサナ瞑想は、他のどれよりも多くの人々を光明に導いてきた瞑想法だ。それは、この瞑想が、まさに本質的なものだからだ。他の瞑想も同じ本質を備えてはい る。だが非本質的なものもまた付随し、異なった形態になっている。しかし、ヴィパサナは本質そのものだ。そこからは何ひとつ落とせず、また改良の余地もな い。」OSHO
座ること: 45分間 静かにくつろいで座り、目は閉じて、呼吸をただ見守ります。 できるだけ静止していられる姿勢で座ります。頭と背骨はまっすぐ伸ばします。もし必要なときは、ゆっくりと意識しながら、姿勢を変えてもかまいません。 静かに座り、目を閉じて、普通に呼吸をしています。呼吸が入り、出るのをただ見守ります。呼吸が入るーそれを、見守る。呼吸が出るーそれを、見守ります。 呼吸によって起こる腹の上がり下がりを、ヘそのすこし上のあたりで見守ります。呼吸が入る、腹が上がる、呼吸が出る、腹が下がる。 又は、呼吸が入る時、出る時、それが鼻の入り口に触れるのを感じて、そこで呼吸を見守りましょう。呼吸が鼻から入るーそれを、見守る。呼吸が鼻から出るー それを、見守ります。 これは集中の技法ではありません。呼吸を見守っているあいだに、呼吸以外の多くのことに注意をそらせるかもしれません。思考、感情、感覚、音や匂い、そよ 風、外の世界からの印象などがやって来たときには、それらを空に漂い行く雲をみるように見守って、それらを意識して、いつでも呼吸への気づきに戻りましょう。
歩くこと: 15分間ゆっくり、自然に歩きます。今は呼吸の かわりに足の裏が地面に触れることに気づきながら歩きます。目線は低くし、数歩先の地面を見ています。もし、歩くこと以外の何かが注意をそらしたら、足へ の注意を止め、それらを意識してから、また足への気づきに戻りましょう。 (もしそうしたいのなら、座っていてもかまいません。)
「瞑想が定着し、心が静まるにつれ、自我が消え失せる。あなたは存在するが、私>と言う感覚はない。その時、扉は開いている。愛に溢れ た渇望と、心からの歓迎をもって、光明のその偉大なる瞬間–人の生におけるもっとも偉大なる瞬間–を、ただ待ちなさい。それは来る……それは 必ずやって来る。けっして一瞬たりとも遅れることはなかった。ひとたび正しい波長のなかにあれば、それは突然あなたの内部で爆発する。あなたを変容させ る。古い人間が死に、新しい人間が到着したのだ。」 Osho